マーキーメモ

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号泣した結婚式の話

 

 

友人の結婚式に参加したのは今までに5~6回くらいありますが、

一度だけその場の全員がボロ泣きした結婚式がありました。

 

新婦は自分と同じ大学のクラスメートだった女性で、彼女は在学中に教員免許をとり、めでたいことに大学卒業後すぐに教員採用試験に合格しました。

 

最初に赴任した田舎の小学校では彼女の人当たりの良さからすぐに生徒からも好かれ、「〇〇ちゃん(下の名前)先生」と呼ばれ慕われていたようです。

校内放送で生徒がふざけて「〇〇ちゃん先生~」と呼んだりとフランクに先生生徒が接していたようです。

 

2~3年後、彼女は都会の中学校に赴任しました。前の田舎の小学校よりか生徒たちも少しシャイで最初は手こずったようですが持ち前の明るさでだんだんと生徒からも慕われるようになりました。

 

新郎にあたる男性とは教員同士の飲み会のようなもので出会い、しだいに連絡を取るようになり交際が始まり結婚にいたったようです。

 

 

結婚式当日、新郎新婦両方が教員ということもあり周りは学校関係者がばかりでした。

そしてそれぞれの教え子の生徒たちも制服姿で結婚式に駆けつけていました。

 

挙式が終わり、披露宴に向かう廊下で先ほどの生徒たちの列とすれ違いました。

 

その廊下の端で中学生くらいの女の子が一人ぼっちでたたずんでいました。

その子はまわりとは明らかに浮いていて、服も私服だし、髪も茶髪。

いわゆるヤンキーの子なのかな?と思いながら横を通り過ぎました。

 

披露宴には生徒たちは入れないみたいで代わりにサプライズとしてビデオレターを作り先生に送っていました。

「先生結婚おめでとう!」というメッセージとともに生徒たちの趣向を凝らしたムービーが流れます。

生徒たちの嬉しそうな顔を見ていると新郎新婦それぞれホントにいい先生なんだろうなっていうのが伝わってきます。

 

ビデオレターが終わり司会の女性が「そしてもう一つサプライズがあります!」

と切り出し手紙を取り出しました。

 

 

司会の女性が手紙の送り主の名前を読み上げた瞬間、新婦は突然泣き出しました。

ざわつく会場・・・。

 

 

その送り主は先ほどのヤンキーの女の子だったようです。

 

 

手紙の内容は憶えてる範囲で書くとこんな感じでした。

 

「なかなかクラスに馴染めずクラスメイトや先生に八つ当たりしたよね。

不登校になって学校に行かなくなった時も諦めず何度も家に通い、

学校に来るように説得してくれたよね。

先生のおかげでまた学校に行くようになりました。

来年、高校を受験することを決めたよ。

 

そのお礼に今日いっぱい先生を泣かせてやろうって決めたの!」

 

・・・もちろん泣いたのは先生だけじゃありません。

 

会場中からすすり泣く声がして、普段泣き顔を見せない自分の周りもみんな泣いてました。

 

同時にクラスメイトとして新婦の人柄を知っていただけに、りっぱに教師になってこんなにも生徒たちに愛されてることにも嬉しさを感じました。